主役は悪者によって体をこどもにされた探偵の男の子です。

主役はある日、車の中から、トンネル内にいる不審人物を
見つけます。気にしていたら爆弾に気づいたので、
車を止めて通行を止めます。
大きな被害を出さずに済みました。
狙われたお偉いさんの情報から、犯人はかつてのダム建設に
恨みを持つ人物のようだとわかり、調べに行きます。

ダム建設によって移転された村の中で、意識不明で
寝たきりだったこどもが目を覚ましますが記憶を失っています。
主役の友達たちが、記憶を取り戻させようと
遠くに連れて行くところで狙撃されます。友達たちは逃げます。

主役も合流して逃げます。
主役はダムの様子を見に行きます。爆弾を発見します。
悪者に襲われます。
逃げるのに失敗して追い詰められると、
犯人を女性が撃ちます。

射撃した、メガネの女性はかつて、
姉妹げんかで妹を道路に突き飛ばしました。
爆弾魔の男性は宝石強盗をして逃げるところでその妹をひき殺し、
つかまるわけにはいかないので逃走しようとしていたところを
少年に見られます。
少年を捕まえて車で逃げるところで宝石がこぼれたので
少年を殺そうとしたところ、少年は崖下に落ちて
意識不明になりました。
男性はそのまま逃げて、自分の庭に宝石を埋めました。
そのあとひき逃げで自首したものの、
刑務所に入っている間にダムができて村が水の底に沈んだため、
ダムを壊して宝石を掘り出そうとしていたというのが
今回の事件でした。

主役の友達のこどもたちを狙ったのはメガネ女性で、
めざめた少年が事件のことを思い出すのを
阻止したかったようです。
爆弾魔の男性が地下鉄を壊そうとしたのは、
乗っていたお偉いさんを殺して村に来させなくして、
警備を薄くしたかったためのようです。

途中、ダムの爆弾を放っておいて解決ムードになったり、
ダムが爆破されてからなだれを起こして
水を止めようとしたりなど、それはどうなのと思うところは
ありましたが、基本的には普通に見ていられました。
爆弾で主役周りの誰かが殺されかけるというような、
ありがち方向にも流れなかったのはよかったです。

全体としては意外と面白かったです。