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2013-07-26
ブラック ウォーター
BALCK WATER
2007年 オーストラリア
主役は女の子です。
主役の姉は結婚間近で、婚約者がいます。
その三人で、旅行に行きます。

ジャングルの川の中で釣りをするツアーに参加したら
ボートがワニにひっくりかえされました。
案内の男性が殺されます。

ボートを取りにいった、主役の姉の婚約者がワニに殺されます。
どうにか脱出方法を探そうとしますが
どうにもならないので主役の姉がボートを取りに行って
ワニに襲われます。
怪我をしますが生きて戻ります。

主役がボートを取りに行き、ワニに襲われて
気づいたらワニの休息所にいました。
ワニは主役を置いて留守にしています。
隣に、案内役の男性の死体がありました。
銃があったので手に入れます。

撃てなくなっていたので軽く整備して撃てるようにします。
ワニが帰ってきて襲われます。
もみ合いのすえ、ワニを撃ち殺します。

戻ったら姉は死んでいました。
姉の死体を乗せて、主役は帰ります。


……というようなお話です。

ジャングルの川でボートが転覆して、
一人がボートを取りにいこうとして、別の人間に止められるのを
3回繰り返してワニを倒して帰るような感じです。
ジャンルはサバイバルモノになりそうです。

全編緊迫感があり、退屈はしませんでしたが
途中まではやってることがほぼ同じで
これはどうなんだろうと疑問を持ちながら見ていました。

最後のほうでワニにさらわれたあと、とりあえず陸地に
連れて行かれたのもよくわかりませんでした。
ワニは獲物を捕まえたらとりあえず陸地に運び、
放置してその場を離れる習性があるのでしょうか? 
しかも食べきっていないものがあるのに捕まえるのでしょうか。
そこらへんにも疑問は残ります。

また、主役が銃を手に入れたあと、
ワニが来るように願うのもわけがわかりませんでした。
その銃さえあれば、すこし前にすれ違った船が
戻ってくるときの合図に使えるのに、
それを戦闘だけに使おうとする行為が疑問でした。

でも、ワニが戻ってきたら、それを倒します。
そんなことしても次々とワニが来て
食べられて終わりだろうと思っていたら、
なぜかそのワニは一匹しかいませんでした。
映画の登場人物たちにとって、はじめからワニは
一匹だけだったとわかっていたようです。
それがどうしてなのかよくわかりません。

自然番組を見ていると、川べりにワニが何匹も
寝そべっているとか、川を渡る動物の群れを
ワニが集団で襲っているような場面も見ます。
なのになぜ、映画のワニは一匹だったのかわかりませんでした。

緊迫感はありますが映画に面白みはなく、疲れます。
全体としては面白く見られる方向の映画でした。