戦争中、少年を狙撃せよとの上官命令を拒んだせいで
上司ともみ合いになり殺してしまった男が主役。
死刑されるため護送される途中で、裏の暗殺部隊に拾われます。
その命令で大統領を殺そうとするのですが、
目の前で殺されたのは大統領夫人。
じつはそれは仲間のやったことで、もともと大統領夫人を
殺す計画だったのです。
主役はその捨て駒にされ、捨てられる役目。

でも男はなんとか生き延び、唯一救われる可能性を見つけます。
それは目撃者の女性で、彼女はその瞬間、
ビデオを撮っていました。
その彼女に協力させて自分の無罪を証明しようとする男。

調べているうちに大統領夫人が殺されたのは、
元弁護士だった大統領夫人が、軍隊で起こった人体実験を
暴こうとしたためだということがわかり、
事件は深みを増していきます。
犯人はその事件の捜査責任者にむりやりなった将軍で、
将軍が自分の部隊で人体実験をおこなっていたのでした。

それを暴く男とCIAなどの組織がからみあい、
策略と謀略がうずまいていきます。