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2001-09-??
フライド・グリーン・トマト
直訳は、緑のトマトのフライ。
そういう食べものを出すあるカフェと、それにまつわる話。

倦怠気味の中年夫婦は、夫のおばの病院を訪ねる途中で、
今はつぶれたそのカフェを見ます。
かつてそこに鉄道が通っていたときは、
栄えていたカフェでした。

夫婦が迷いながらも病院へついたとき、
妻はそこで老女に話しかけられます。
老女は若かりし頃の話をし、それに引き込まれていく彼女。
話は先ほどのカフェと関係するものでした。

そのカフェは、イジーという女の子とかかわりが深く、
イジーは、小さいとき経験した大好きな兄の死から
変わり者とよばれるようになり、
その彼女を救おうとした女の子と仲良くなります。
女の子はルーシー。

しばらくの楽しい時間の後、ルーシーは結婚してしまいますが、
そのルーシーの夫はひどい暴力夫でした。
イジーはルーシーを連れ帰るものの、
夫がそこへやってきてこどもを奪おうとします。
しかし、その男は行方不明に。殺されたらしいのですが……。

お話は、現代の中年女性と、過去のイジーを中心に
展開していきます。
老女の話をきき、勇気付けられていく中年女性。
すこしづつ自分が変わっていきます。

最後は、83歳の老女は退院し、ルーシーの墓に行きます。
そこにはイジーが生きているという証拠の
蜂蜜が置いてありました。

実は殺しにイジーも一枚かんでいて、
男を殺して、肉にして店で出したのです。
殺したのは黒人のシプシー。
ルーシーのこどものうばみたいな感じです。
フライパンで殺しました。