0038
2001-10-??
ゴジラ
アメリカ版です。
放射能で巨大になったゴジラは
ニューヨークの街を荒らしまくります。

そのために呼ばれた科学者が主役。主役は魚を積み上げて、
おびき寄せます。そこを軍隊が待ち伏せしていたのですが
待ち伏せ部隊はかえりうち。

ゴジラは妊娠しているとか。単体で妊娠するらしいです。
そして、巣づくりをしているという話。

その科学者のかつての彼女が話に登場。
女はゴジラネタで、憧れのレポーターになろうとします。
主役からネタを盗むけれど、そのネタがさらに盗まれます。
そのせいで主役はクビに。

主役はフランス軍にさらわれ、そこで協力します。
なんとかゴジラを倒すけれど、卵がいっぱいあって、
次々に孵化します。

なぜかやたらと人を襲おうとする小ゴジラ。
……なんで追うのでしょうか。
おたがい食い合ってもいいし、食べるものはほかにも
ある気がしますが。

一方地上は大ゴジラを倒したことで浮かれています。
そこへ巣を発見した主役と女性はテレビでゲリラ生放送。
そこを爆撃してくれるようお願いして、逃げ出します。
爆撃前に逃げられるのか! という、アメリカ映画の流れ。
もちろん脱出。逃げられなければお話になりません。

そこへ大ゴジラ登場。死んだと思っていたのに、
まだ生きていました。どっこい生きてるのもアメリカ映画。
こどもを殺されて怒ります。
それを倒して人々は浮かれますが、
実はこどもが一匹、まだ生きてた、という終わりかたです。
無駄に引っ張ってみた上に終わらない、
下品な幕切れでした。
あの一匹で世界は終わるでしょう。