0060
2001-10-??
You got mail
Eメールで愛を育むお話。

主役は2人。男と女。片方は本屋の娘。
男はその本屋の脅威となる、安売り本屋の経営者。

お互い顔を知らない2人は、男がハロウィンに
姪っ子かなにかをつれてふと入った本屋で知らずに初対面。

そのときは別にたいしたことなく終わったけれど、
次にあったパーティー会場でお互いの立場がわかって、
おもに女性が敵愾心をもやします。

そうして人間同士の間柄は悪くなっていくのに、
メール上では知らないままのふたりはどんどん
仲良くなっていきます。
今度会わないかと男が誘い。
会うことを決めないままに、お互い街中で会ったりします。

女性がスーパーマーケットのレジで
カードしかないのに現金のレジに並んで困ってるときに
男性が助けたりします。

女性は男性のメールに励まされて、マスコミに出たりと
本屋がつぶれるのを阻止しようと戦ったりします。

そのうちようやく会うことになり、
男性はそこで、相手が彼女だと知ります。
そこで帰ったと見せかけてなんとなく戻り、
正体を明かさないまま女性を冷やかします。

女性はがっかりして、相手が来なかった理由を考えます。
実は殺人犯かも、とか。
そしてメールを打つと、自分だけが知っている男性は
悩むけれど返事をします。

女性はお店をたたむことを決めました。
女性はだんだん今の彼氏との関係がうまくいかなくなり、
映画館で口げんかしたあと、カフェで別れます。
彼氏のあたらしいお相手は、テレビで対談した
キャスターの女性。

女性は閉店セール中、ブックストアに行きます。
店員がお客の質問に答えられないところに
女性が作者名などを言い、それを男性が目撃。

男性は帰りのエレベーターが止まって閉じ込められている間に、
付き合っている彼女のくだらなさを再認識して
別れることにしました。

男性の父親も別れてきたとかで、男性が身を寄せるボートに
やってきました。その会話で、男性は女性のところへ
行くことを決心します。

行くと女性はかぜっぴき。男性は花束を持っていき、
いろいろと引っ掻き回したあと、なんとなく自分のことを
匂わせて帰ります。

それから街中で会うと、男性はEメール上の自分のことを
変に言って女性をからかったりしました。
その一方でメールでは相変わらずの態度を続けます。
悩んだ末、男性はとうとう会うことを決めます。

その前に女性に訊きます。もし、お店のことがなくて
会っていたら、ふたりいい関係になれたかと。
女性はうなづきます。男性はそこで、
それとなく好きといいます。

そして待ち合わせ。女性はあって、男性が彼でよかったと
らぶらぶエンドになるのでした。