ベトナム戦争を生き抜き、
後に暴動にあった大使館員を助けるために
中東で人を殺した兵士の裁判モノです。
いろいろ国家的策略や個人の思惑で、
彼がはめられていくさまはなるほどなあと
思わせるところがありました。
わたしも多少法律はかじったので、
どうしていちばん大きな証拠のことは
もちださないんだろうとやきもきしていたら、
最終弁論の切り札になっていました。
結果、民間人は武装していたとはいいきれないけれど、
武装していなかったとも言い切れない、ということで
殺人罪は無罪。
エピローグでは証拠隠滅をした人間や偽証した
大使館員の罪も暴かれたらしく
さわやかな終わりとなりました。
意外とよかったです。