シベリア奥地で伝説の破壊兵器が見つかりました。
それを奪おうと大勢が押しかけてきてすったもんだしたので
最後は平気を自爆させました。
……というようなお話です。
この兵器というのが古代の産物で、
鉱石ラジオのようなものを装備して念じると
その集中力と祈りですさまじい破壊力を産むという
トンデモ兵器です。
結局ラストは古代兵器を自爆させて終わり。
なら最初からそうすればよかったのにと思います。
映画も、『なにかそんな感じ』の場面がてんこもり。
裏切りに自己犠牲とスリル。
「いい映画の見所シーンをつなぎあわせたんだし、
こりゃ見所ばかりのいい映画になるよ」
と監督がひとりほくそえみながら撮ったような気分を感じます。
とんでもなくつまらない映画でした。