0163
2004-02-07
失踪 妄想は究極の凶器
作家志望の主役が恋人と車で山に向かいますが、
途中で車がガス欠になります。
主役がガソリンを取りに行きました。

戻ってみるとトンネルに取り残された恋人が立腹。
でもなんとか仲直りし、そのあと寄ったガススタンドで
恋人はトイレに行くと出て行き、
そのまま戻ってきませんでした。

だれも行方を知らないし、警察も取り合ってくれません。
そして3年。出版社の人間からすすめられて失踪事件のことを
書き始める主役。私生活ではあたらしい彼女ができました。
そこでけじめをつけるために、誘拐事件なら
犯人に会って真相を聞きたいとテレビで訴えます。

そこで男から連絡が。
大学の科学教師で、妻も娘もいる男。
男は主役のブレスレットが気に入って、
主役から買うために車に行きました。
ヒロインがいなくなったのはその直後だったようです。

男は主役を尾行して主役の家までやってきたために
とりあえず殴る主役。
どうにかしようと思うと、男が
ヒロインのことをにおわせます。
主役は男についていきます。

一方、あたらしいヒロイン。
放っておくつもりだったのですが、
気になって主役の行方を捜します。

そして主役。男が睡眠薬入りのコーヒーをすすめます。
嫌ですが仕方なく飲みます。
どうやら同じことを体験させられているようす。

気がつくと主役は真っ暗な場所。
地面の下、棺おけに入れられています。
かつてのヒロインもそうして殺されたのでしょう。

一方あたらしいヒロインも男に睡眠薬コーヒーを
すすめられますが飲みませんでした。
自力でいろいろさがしている新ヒロインを襲う男。
なんとか倒して埋められた主役を掘り出したのでした。


……というお話。

最初は新ヒロインの振る舞いにいらいらしましたが、
あとの方になると活躍してくれてよかったです。
でも、その行動には不満が残ります。
なんとか理由つけて警察を
呼び出すことだってできたのに……。
はらはらさせる映画ではありましたが、
たいしたことありませんでした。