0178
2004-02-18
コードネームはファルコン
主役は神学校をやめて、父親のコネで
国の防衛にかかわる会社に入りました。
そのうち国防総省関連の部署に行き、
黒い情報室、ブラック・ボールトと言われる
すべてが最高機密の部屋に入れるようになりました。

中では国ぐるみの不正の証拠があり、
正義感の強い主役はがっかりしました。
それを友達に話すと、友達は麻薬を買うお金欲しさに
ソ連に売り払うことを提案します。
主役は不正を憎んで売ることを決めます。

ソ連大使館の人間と取引を繰り返すうちに
友達はだんだん大胆になり、
より多くのお金を求めるようになりました。
ソ連はスパイのために暗号通信かなにかの
周波数が知りたくて、それらに応じていたようです。
そのうち、それを主役から聞き出せと友達に言います。

主役は応じようとしたものの、友達の変化や
やっていることの重さからもうやめようとします。
でも友達はせっかくの稼ぎ口。
主役を脅して続けようとします。
そこで主役はメキシコに行って直接ソ連の人と話しますが、
やめさせてはもらえません。

最後の仕事をしたあと、会社を辞めようとするのですが
友達は捏造の殺人容疑で逮捕され、
釈放されたと思いきや、主役こみで逮捕されました。
判決は終身刑。
普通に暮らしていれば普通に暮らせたのに……。


……というようなお話です。

だからなに、といってしまえばそれまでの映画です。
何がしたくて何を見せたかったのかよくわかりません。

悪いことはするものじゃありません、という
説教的映画だと見れば、
多少は意味があるのかもしれませんけれど。

たいしたことない映画でした。