0185
2004-02-28
ナインスゲート
舞台はニューヨーク。
古書の目利きの主役は、悪魔研究家として知られた男から
依頼を受け、世界に三冊しかない
悪魔本を探すことになりました。
一冊は手にしたので残りの二冊を手に入れ、
本物かどうかを見極めるのが依頼です。

受けたあとから誰かにつけられるようになる主役。
とりあえずスペインに向かい、本の売主から
秘密は本の中の版画だと言われます。
秘密がわかると悪魔に合えるのだとか。

残り二冊の場所を突き止め訪ねると、版画がどれも違います。
けれどその持ち主が相次いで殺されます。
殺したのは悪魔崇拝者。
主役も殺されかけますが、つけていた謎の女に助けられます。

悪魔崇拝者が秘密の儀式をはじめますが、
主役の雇い主に殺されます。
雇い主も儀式の最中、焼死します。
主役は炎の中で謎の女に会います。
その女は版画に描かれているのとそっくり。
それが秘密らしく、主役は悪魔の扉の前に立つのでした。


……というお話ですが。

なんだか微妙によくわかりませんでした。
集めて開くというのもだからなんなのかもわからないし、
どうして開きたいのかも微妙です。
思わせぶりな設定を並べたらこうなります、
と言った感じでした。

いっそ、これは本をめぐるサスペンスで
殺人の真犯人はだれかを追っていくだけの話にしたほうが
さわやかだったかもしれません。

微妙な映画でした。