山登りの天才の主役は、険しい山で
レスキューの仕事をしていました。
けれどある日、軽い気持ちの山登り中に、
同僚であり親友でもある男の恋人が危険になったとき、
救出に失敗してしまいます。
親友の恋人はその目の前で崖下に落下して死にます。
親友は主役を憎み、主役は山から去ります。

そして八か月後。主役はレスキューのときの同僚で、
主役の恋人の前にやってきます。
恋人は慰めようとしますが無理。

一方、大金をトランクにつめて飛んでいる、
政府の秘密飛行機を悪者が襲います。
でもうまくいかずにトランクは雪山へ。
悪者はそのトランクを探すため、
主役たちを利用しようとします。

遭難した振りをして人質をとり、雪山を探索。
いろいろ危なくなりますが、筋肉や主役の恋人を使って
なんとか乗り切って最後は悪者を殺しつくします。


……という感じのお話です。

雪山と悪者と筋肉。そんな感じの映画です。
案外簡単に死ぬかと思われたもう片方が
最後まで生きていたのには乾杯です。

最終的には悪者に殺されるのがわかっていながらも
命令されてそのとおりに動かされるので、
見ていていらいらする映画でした。

周りをいろいろ巻き込み、何人か死に、
最後は格闘で悪者を倒して生き残るのですが、
途中がいやなのでそう楽しめませんでした。

おもしろく見られる感じの映画ではあります。