0195
2004-03-15
インデペンデンス・デイ
独立記念日、という意味らしいです。
宇宙人と地球人との戦争の映画で、
地球人が宇宙人の侵略から独立した記念日だという
意味をかけているとのことです。

ある日。アメリカの大統領などの人がUFOをいろいろ見ます。
どこかのコンピュータ技師は、UFOから出ている電波は
たくさんのUFOに対して、なにかしらのカウントダウンの
信号らしいと気づきます。
またあるところでは、かつて宇宙人にさらわれたという男が
飛行機をぶらぶらとあやつりながら農薬をまいていました。

ある時間。UFOからビームが出て、大都市は壊滅しました。
生き残ったのは大統領と、その他の人。
大統領夫人は道行くトラックに助けられて命拾い。

戦闘機パイロットの一人の男は、UFOと空中戦をし、
うまく敵を誘導して宇宙人を生け捕りにしました。
連絡を受けたり、連れて行かれたり、偶然見つけたりとで
人々は残った基地に集まります。
そのアメリカの秘密基地には、かつて手に入れた
宇宙人の死体やUFOがありました。

でも生け捕りにした宇宙人が復活し、
そこらの人を殺し、テレパスで大統領を操ろうとします。
周りが宇宙人を殺して大統領は元に戻りますが、
操られたときに宇宙人の思考を見たらしいです。
宇宙人は地球を攻めに来たのです。
そこで核攻撃をしますが失敗。あたりは汚染されます。
それとは関係なく大統領夫人は死にます。

その後。シールドのあるUFOを破壊するために、
まずシールドを無効にしようとします。
その手段はコンピュータウイルスとか。
コンピュータ言語は一緒らしいです。よくわかりませんが。
とりあえず無線LANで母艦から子戦闘機に
全部データがつながっているらしいので、
母艦にしかければ30秒だけシールドを解除できるとか。

飛行機の運転ができる人間は、大統領もよっぱらいも
飛行機に乗って戦闘準備。
昔奪った宇宙船に乗った人間は宇宙へ出発です。
なんとか乗り込んでウイルスセット。
でも逃げ出そうとしたところで疑われて逃げられなく
なりそうです。

地上ではシールドが消えたUFOに攻撃をかけます。
いろいろやられますが、ミサイルを撃てなくなった機体の
よっぱらいは、そのまま特攻してUFOと相打ちします。
破壊方法がわかった人類は他の都市とも連絡を取り、
それぞれUFOを破壊しました。
UFOに乗り込んだ連中も無事に帰ってきました。
そして、人類は宇宙人からの独立を果たすのです。


……というお話です。

話としても結構無謀ですが、アメリカ大統領は
こんなことをしても似合うのがすごいです。
日本だったら……映画にできるようなことは
いっさいありません。
映画としてはとりたててどうこういったものでなく、
アメリカ万歳、大統領万歳といったような感じです。
とにかく壮大な話ではありますが、
真剣に見るものでもありません。

おもしろく見られる方向の映画ではありました。