0222
2004-04-10
bird on wire
ヒロインである弁護士の女性は、ふと立ち寄った自動車屋で
昔死んだ恋人にそっくりの男性を見つけます。
その男性が主役です。

主役は実は本当にヒロインの元恋人で、
マフィアに不利な証言をして命を狙われたために
証人を保護する法律のようなもので、
別人として生活できていたのでした。

でも恋人に元の素性が知れたと思った主役は、
FBIにどうにかしてくれるように頼みます。
けれど、連絡したFBIの人間がマフィアの内通者だったので
マフィアに連絡が行ってしまい、命を狙われることになります。

主役は、主役をあやしんで見張っていたヒロインと一緒に
逃げ出しますが、FBIは保護すると見せかけて主役を捕まえ、
マフィアに引き渡すつもりです。
マフィアは直接主役を殺すつもりです。
FBIにもマフィアにも狙われ、困った主役は
かつての知り合いだったFBIの知人の元に向かいます。

でもそこへも殺し屋たちが迫ってきたので、
かつて逃げながら働いたことがある場所へ誘い出し、
皆殺しにしたのでした。


……というお話です。

なんともどうしようもないお話でした。
女性がとことんばかなところもたまりません。
あれが伝統的な、アメリカ人の女性観だとしたら
なんだかいやなものがあります。

しかも筋としてはFBIの内部のうらぎりで
マフィアに殺されそうになった男が、
追跡者を皆殺しにして終わるだけ。

その場はそれで済むでしょうが、
結局は何の解決にもなっていない気がします。
こんな終わりでいいのでしょうか?

微妙でした。