妻に毒殺されそうになった夫が主役です。
棺おけのなかで仮死からよみがえり、
妻をそそのかした浮気相手と、妻自身に復讐をはじめます。
最後は、奥さんの浮気相手を殺し、奥さんは生きたままで、
二人とも同じ棺おけに入れて、
かつて自分が埋められた墓穴に埋めたのでした。
……というお話です。
まず、使った毒がフグの毒で、量は致死量ぎりぎり。
これは、フグを食べて心臓も止まり瞳孔も開いた人が
しばらくしてからよみがえる、というたまにある事件を
思い出しました。
そこらへんですんなり見られた上に、
奥さんやら浮気相手の男やらが結局根っからの悪者なので
殺されるのも意外と爽快でした。
意外とうまくできていて、よかったです。