0242
2004-04-25
スピード2
主役の女性は、SWAT隊員の準主役と恋仲です。
二人は豪華客船で旅行に出ます。

その船に悪者が乗り込み、
爆弾と船の操縦を奪う仕組みをしかけていきます。
悪者は船に自動操縦をさせるプログラムを作った人間でしたが
首になってしまったのでその腹いせです。

悪者は爆弾を爆発させ、船の乗客をおろさせるようにしますが
全員逃げ出さないうちに船は暴走を始めます。
船を破壊したい悪者と、そうはさせたくない人間たちとで
かけひきがはじまります。

悪者は船を崖にぶつけて壊そうとするので、
壊されたくない側は船に水を入れて動きを止めようとします。
でも水を入れる場所に、取り残された乗客がいるのに気づいて
主役たちは助けに行きます。

船の変化に気づいた悪者は、今度は石油を積んだ船に
衝突させようとします。
準主役は船のスクリューをとめようとしますが
悪者の邪魔で失敗。悪者はヒロインを連れて逃亡します。

準主役は船の進路をむりやりずらすことに成功し、
石油を積んだ船には かするだけにさせることができました。
けれど船は島に乗り上げ、
たくさんの建物を破壊して、止まりました。

そこで準主役はボートを借りて悪者を追い、
飛行機への乗り換えの隙に奪い返しました。
悪者は逃げますが異常により船の上に降り、
大爆発が起こって死にました。
そのあと準主役は主役にプロポーズしてめでたく終わりました。


……というお話です。

スピードを落としたら爆発するようにされた電車の映画の
続編のようですが、設定などに特に共通点はありません。
なぜこれが2と冠しているのかよくわかりませんでした。

耳が聞こえない少女と手話で会話するなど、
なんの意味があるのかわからない、
いろいろなもののオンパレードでした。
狙いすぎというかなんというか、
あざとい感じが鼻につきました。

結局なにをしたい映画だったのかと考えると、
最後の船の衝突シーンだけを見せたかっただけに思えます。
話も基本的にはないので、特殊映像モノ、という
くくりになるでしょうか。

たいしたことのない映画でした。