主役は元CIAの特殊工作員で、同僚を殺した容疑で捕まり、
護送されていましたが飛行機が墜落したので逃げ出しました。
殺人容疑は冤罪だったので、恋人に協力させて
真犯人を探そうとします。

それを邪魔するのが警察のような治安維持機構の人間で、
さらに、それに協力するために別の組織の人間が加わります。

主役はそれでも調査をすすめ、CIAの情報を外国に
売り飛ばそうとするたくらみを知ります。
その大元が、主役を追うのに協力している組織の人間でした。

治安維持機構の人間に主役は追い詰められますが、
真犯人が捜査に協力している方の人間だと知ると
主役を殺すのをやめて、主役を殺そうとしていた
悪者のほうを殺しました。


……というお話です。

お話自体はよくあるものです。
冤罪をかけられたので脱出して真犯人を暴く、というのは
調べものをドラマチックにするお約束です。

取り立ててこれ、というみどころはありませんでしたが、
意外とおもしろく見られる映画でした。