世界戦争でめちゃくちゃになった未来のアメリカが舞台です。
荒廃した世界の中で発生したあらくれものの集団の中に
主役はいましたが、耐え切れずに脱走します。
その途中、野で死んだ郵便配達員を見つけたので
制服とかばん、かばんの中身をいただいて、
生き残っている町へ向かい、身分を詐称して
とりあえずのもてなしを求めます。
完全なうそで済ませるはずが、
町の人に半分信じられてしまったので、
本当の郵便配達もやることになってしまいます。
そうしているうちに真の郵便配達員として
伝説になっていきます。
人も集まってきて、適当な規範でどんどんと集団化し、
主役はそのリーダーとなります。
集団は主役がかつていた荒くれ者集団にもかなうほどになり、
敵対視されはじめます。
そのうち、敵は主人公の仲間を人質に取り、
主役を呼び出して殺そうとしますが、
主役は敵のボスに一騎打ちを申し込みます。
ボスは申し込まれたら受けなければならないという
荒くれ者集団のルールを逆手に取ったのでした。
その結果、ボスを倒して主役が両方の組織のボスとなります。
それから数十年後、すっかり滅ぶ前の国のように
秩序と文化を取り戻した国で、
主役の銅像の除幕式が行われました。
……というお話です。
だからなんだと言いたくなるような内容でした。
結局は、アメリカ万歳、アメリカ魂万歳というような
話になって終わりでした。
たいしておもしろくなかったです。