4人の男が主役です。
主役たち4人は、ダムでなくなる川を惜しみ、
カヌーで川くだりをしようと出かけます。
川を下って一休みしようとしたところ、
2人の山男が主役2人に銃を突きつけてどこかに連れて行きます。
主役の1人が後を追って山男1人を殺して脱出します。
それを埋め、出発したところ、
主役たちの1人が銃で撃たれて殺されます。
さらにそのことでカヌーは転覆し、1人が怪我を負います。
主役の1人は、残った1人の山男を弓で殺し、
死体に重りをつけて川に沈めます。
そのまま川くだりをし、3人は当初の目的地まで到着します。
主役たちは、仲間が死んだ状況を適当にでっちあげ、
山男たちを殺したことは隠します。
話を聞いた保安官は、自分の義理の兄が山男で
行方不明になっていたので、信じていません。
けれど死体が出てくることを予感して、主役たちを釈放します。
川では死体が浮かび上がってきそうでした。
……というようなお話です。
「えー、そんな話!?」と叫びたくなるような映画でした。
てっきり主役4人のうちの誰かがダム建設に反対していて、
仲間に自然のすばらしさを伝え、ダム工事を中止にさせるために
カヌーの旅を企画したのだと思って見始めたのですが、
話が進むごとにどんどんとわけのわからないものに
なって行きました。
話としては、川くだりをしていたら荒くれものたちが
主役たちを殺そうとしてきたので、
荒くれものの一人をを殺して逃げたところ、
荒くれものはしつこく追ってきます。
主役の一人が殺されたので、荒くれものの残りを殺しました。
というだけのものです。
どう考えてもいきなり襲ってくる荒くれ者が悪いですし、
それよりいきなり襲ってくる意味がわかりません。
映画のジャンルとしては、恐怖モノあたりになるのでしょうか。
全体としてはすごく微妙でした。