主役はスパイ組織のようなものの一員である男性です。
主役は休暇中でしたが、仕事の命令が入ります。
元、同じ組織の一員だった人間が盗んだ、
殺人ウイルスと抗ウイルス剤を取り返すことです。
この、元、同じ組織の一員だった人間が悪者です。
そのために女泥棒を仲間にするように命令されます。
この女泥棒がヒロインです。
ヒロインは悪者と元恋人です。
主役とヒロインは恋仲になります。
主役たちはヒロインを、敵の元に送ります。
悪者は、殺人ウイルスを作った会社の社長に会います。
ヒロインは殺人ウイルスの情報を盗み出します。
悪者はヒロインの裏切りを知ります。
主役は殺人ウイルスを消滅させようとのりこみますが、
悪者はヒロインを人質にしますが、
ヒロインは悪者に奪われないように殺人ウイルスを
自分に注射します。
殺人ウイルスがヒロインを殺す前に
悪者を倒してヒロインを救わなくてはならなくなり、
主役は悪者と戦い、勝ちます。
指令は無事に果たされたのでした。
……というようなお話です。
一番のがっかりはヒロインだったように思います。
特に美人でもなく、魅力も感じませんでした。
しかも映画のお約束とはいえ、悪者と戦うのに、
武器を捨てて肉弾戦を行うのはどうかと思いました。
さらには手に入れた、重要アイテムをないがしろにして、です。
主役は凄腕らしいですが、何も考えていないような軽率さは
なんだか興ざめでした。
全体的に見ると、おもしろいかつまらないかで言えば、
どちらかといえばおもしろい方向でした。