0303
2004-06-19
チャンス!
THE ASSOCIATE
1996年 アメリカ
主役は女性で、株売買の分析官のようなものの凄腕です。

主役はうまく仕事をしていましたが、ある日同僚に手柄を
横取りされたので、起こって会社を辞めて
自分で会社を作ります。

けれど、今まで主役に助けられた顧客も、
主役が女性だというだけで会社を信用しません。
それを見かねた、前の会社の、別人の秘書が
大金持ちと話す機会を与えてくれます。

大金持ちは主役が女性なので話を聞きません。
主役は架空の男性と組んでいることにして話を進めます。
金を出させることに成功します。

主役は架空の男性をパートナーにした、
株取引の会社を作ります。
先に手助けをしてくれた、前の会社の秘書もやってきます。
能力者なので会社は助かります。

主役の会社はいろいろ情報をつかみ、
顧客にうまく稼がせます。評判も上がっていきます。

主役でなく、架空の人間の評判ばかりがあがっていき、
主役は複雑な気分です。
架空の人物に会いに来る人もいましたが、
適当なことを言ってごまかして会わせないようにしていました。

その後、つぶれかけの会社を立て直させると、
インサイダー取引の疑いがかけられ、
人々の前で説明させられることになります。

主役は男装して説明会に行きます。
そこで男装をといて正体をばらします。
罪の容疑も晴れます。


……というようなお話です。

主役の女性が下品で、見ているのがいやな感じでしたが、
同じく下品で試練をあたえられながら、
人間を変えていくという小説、『クリスマスキャロル』の
ようなものだと思い込みながら見たら、
どうにか見続けられました。

最後は意外と爽快に終わるのですが、途中はいまひとつ、
むけきれない印象でした。
なによりも、なぜだれも主役の戸籍や周辺情報などを
一切調べようとしていないのかが納得できません。

全体としては、意外と楽しめる映画でした。