0316
2004-07-01
スリーピー・ホロウ
Sleepy Hollow
1999年
主役は科学捜査の走りを行う警官です。

1800年ごろの、スリーピーホロウという村で、
連続殺人が起こります。被害者は首をなくしています。
主役はその捜査に向かいます。

話を聞くと、首なしの騎士が犯人だと言われます。
主役は信じませんが、主役の前に首なし騎士が現れて
人を殺します。

気が引ける主役でしたが、地主の娘と、被害者の息子の
助けもあって捜査を続けます。
そして首なし騎士が戻っていく怪しい木を見つけます。
主役は、首なし騎士は誰かに操られて
人を殺しているのだと思います。

そのうち地主が村長を殺して遺産を狙おうとしているのかと
思いますが、地主が殺されます。
主役は地主の娘が首謀者だと思いますが、
実は地主の後妻が首謀者でした。

地主の後妻の親は魔法使いで、昔、村から追い出されたので
その復讐をしようとしていたのです。

主役は地主の後妻と首なし騎士を地獄に戻しました。


……というようなお話です。

なによりも、すごく雰囲気のある映画でした。
出てくる人 出てくる人、なんとなく怪しく見えるのです。

なんとなく映画『シザーハンズ』みたいだなあと思っていたら、
主役がシザーハンズの人だったようです。

とくに良かったのは、木を切ろうとする場面。
根っこから血がぐじゅぐじゅと噴き出すところは
吐き気すら覚えました。

本来ホラーの気持ち悪さとは、ああいうものだと
なにかすがすがしい感じも味わいました。

話は結局、死霊を魔法で操って殺した、という
オカルトに走ってしまったのが残念でした。
個人的には、最初の怪しい雰囲気を出したままで、
実際は人間が行っていた、という話にして欲しかったです。

でも、全体としては結構おもしろかったです。