主役は科学捜査の走りを行う警官です。
1800年ごろの、スリーピーホロウという村で、
連続殺人が起こります。被害者は首をなくしています。
主役はその捜査に向かいます。
話を聞くと、首なしの騎士が犯人だと言われます。
主役は信じませんが、主役の前に首なし騎士が現れて
人を殺します。
気が引ける主役でしたが、地主の娘と、被害者の息子の
助けもあって捜査を続けます。
そして首なし騎士が戻っていく怪しい木を見つけます。
主役は、首なし騎士は誰かに操られて
人を殺しているのだと思います。
そのうち地主が村長を殺して遺産を狙おうとしているのかと
思いますが、地主が殺されます。
主役は地主の娘が首謀者だと思いますが、
実は地主の後妻が首謀者でした。
地主の後妻の親は魔法使いで、昔、村から追い出されたので
その復讐をしようとしていたのです。
主役は地主の後妻と首なし騎士を地獄に戻しました。
……というようなお話です。
なによりも、すごく雰囲気のある映画でした。
出てくる人 出てくる人、なんとなく怪しく見えるのです。
なんとなく映画『シザーハンズ』みたいだなあと思っていたら、
主役がシザーハンズの人だったようです。
とくに良かったのは、木を切ろうとする場面。
根っこから血がぐじゅぐじゅと噴き出すところは
吐き気すら覚えました。
本来ホラーの気持ち悪さとは、ああいうものだと
なにかすがすがしい感じも味わいました。
話は結局、死霊を魔法で操って殺した、という
オカルトに走ってしまったのが残念でした。
個人的には、最初の怪しい雰囲気を出したままで、
実際は人間が行っていた、という話にして欲しかったです。
でも、全体としては結構おもしろかったです。