主役は電気工事屋の男性です。
準主役は主役とは関係ない母親です。
ある日、準主役の息子は何かに導かれるように外に出て
行方不明になりました。
主役は地域が停電になったので原因を調べようとしています。
そこで息子を追う準主役と会います。
光るUFOも見ます。
主役はその後、UFOに狂い、仕事もなくし、
妻も子どもも失います。
そのうち、人々の中には頭に浮かんだイメージを
表現しはじめる人がでます。
主役は山の模型を作り、準主役は山の絵を描きます。
それは実在の場所だとわかります。
けれど政府は、UFOの存在を隠すため、
偽の毒ガス騒ぎを作って人々を近づけないようにします。
でも、主役たちはどうにか登ります。
そこにUFOがきて音で交信などします。
そのうちUFOが着陸して、今まで行方不明だった人が出てきます。
さらには宇宙人も出てきます。
主役たちは宇宙人の星に行くために宇宙船に乗るのでした。
……というようなお話です。
昔みたときはなんとも思わなかったのですが、
今見るといろいろ思うところがありました。
特によかったのが、どうしてか山を思い描いてしまうという
人たちの状況で、雰囲気などがすごくうまいと思いました。
また、少人数で山を登っているとき、
知らない山のことをお互い持っている情報で埋めあうところなど、
超能力捜査官同士の意見交換というのがあれば
こういうものなのかと思わせられるようでした。
宇宙人も姿をはっきり見せず、ちゃちにならないところも
よかったです。
結構楽しめる映画でした。