主役はいい学校に通う男子生徒で、
準主役は同じ学校に通う女子生徒です。
主役と準主役は義理のきょうだいです。両方金持ちです。
どちらも性格が悪く、他人を気づかれないように
わなにはめては楽しんでいました。
あるとき、準主役が賭けを持ち出します。
主役が、ある女生徒と性行為に及べば主役の勝ち、
できなければ準主役の勝ちというものです。
この女生徒がヒロインです。
準主役は、元恋人が付き合っている女性をそそのかします。
この女性は準ヒロインです。
準ヒロインは準主役の手引きで、主役と性行為を持ちます。
主役は最初賭けの対象としか見ていなかったヒロインを
本気で好きになります。
それが許せなかった準主役は、真実をばらすと主役を脅します。
主役は脅されてヒロインと別れます。
けれど、主役は目を覚まし、ヒロインに自分から
真実を告げにいきます。
ヒロインは取り合いません。
準主役は、準ヒロインの男を焚きつけて、主役を襲わせます。
主役ともみ合いになるのをとめようとし、
ヒロインが車にひかれそうになります。
主役はヒロインをかばって死にます。
主役の葬式では準主役が弔辞を読みますが、
みんないなくなっていきます。
ヒロインが主役の日記のコピーを配っていたからでした。
準主役の性根はみんなにばれました。
……というようなお話です。
胸の悪くなるような映画です。
でも、だれも幸せにならなかったのだけはよかったです。
微妙な映画でした。