主役は運び屋をやることになった男です。
準主役も、主役と一緒の仕事をやることになった男です。

主役たちは、さらに数人集められ、
秘密荷物を奪うことになります。
チームの中には口ばかりで使えないものもいたので抜きます。

責任者の女の元でいろいろ作戦を出し、実行に移します。
秘密荷物を手に入れました。
その直後、仲間の一人が裏切って逃げます。

責任者の女は悪者で、悪者の親玉と接触を持ちます。
作戦は悪者が秘密荷物を手に入れるためのものでした。

主役たちは裏切り者を追いますが、コロシアムで銃撃戦に
なって逃げられます。
悪者の親玉が現れ、仲間の一人が殺されます。

主役は銃で撃たれた準主役をどうにか隠れ家に運びます。
弾を抜きます。

秘密荷物の行方を追っていたら、見たことのあるケースの
形状から、アイススケートに関係するとわかります。
そこから、秘密荷物はアイススケートの有名人の女と、
女を囲っているマフィアの元に行くとわかります。

スケート場に裏切り者がやってきて、
マフィアと、アイススケートをやるマフィアの女を殺します。
秘密荷物を奪って逃げる裏切り者を、悪者の親玉が殺します。

準主役は政府組織の一員で、悪者の親玉を追っていたと言い、
悪者の親玉を追跡します。
最終的に殺します。
秘密荷物も手に入れます。

主役と準主役はようやくすっきりしました。


……というようなお話です。

秘密荷物を、悪者とマフィアと裏切り者と政府組織が
欲しがっていて、まず悪者が主役たちを使って手に入れます。
それを裏切り者が奪います。
裏切られて奪われたので主役が追うと、
実は政府組織の準主役も一緒に追っていることになります。

その状態で奪い合いで銃撃などをやって、
最後は政府組織が手に入れる、という話です。
裏切り裏切りで意外とごちゃごちゃしていました。

途中で入るネタは、
「秘密荷物の中身を知りたい？　……教えてあげないよー」
というのを観客に対して繰り返すだけ。
別に中身などどうでもいいので、その問いの繰り返しは
イラつくのでやめてほしかったです。

映画によって、キーになる重要物は変なものもあり、
それによって微妙な気分になることもありますが、
わざともったいぶって隠す今回のようなものも
とても微妙な気分になるということがわかりました。

全体としては、カーチェイスや銃撃戦を見せたいくらいの
ものだったように思います。

どちらかといえば、つまらない方向の映画でした。