主役は、囚人を殺したと言われ、冤罪でつかまります。
冤罪を仕組んだのは主役の祖父と、政府組織でした。
主役はなにかの事件で証人になる予定でしたが、
それを阻止しようとしてのことでした。
主役の妻は、主役を刑務所から出す力を貸してくれるように
主役の祖父に頼みます。
けれど、主役の祖父は影の悪者です。うまくいきません。
主役の妻は主役に金を送ります。
主役はその金で看守を買収しようとしますが失敗します。
看守たちも政府組織側で、陰謀に加担しています。
主役の妻は何でも屋の男を雇って
主役を助けてくれるように依頼します。
何でも屋の男は引き受けます。
何でも屋はヘリコプターを刑務所長機のようにペイントするなど
工夫します。
そして脱走計画を実行に移します。
刑務所の外で陽動を行い、中庭に待たせた主役を拾い、
飛行場まで戻ると悪者がいます。
でも倒しました。
主役は逃げられました。
……というようなお話です。
タイトルを見て、うっかり『アウトブレイク』と間違えましたが
こちらのほうがずっと古い映画でした。
古さのせいだと思いますが、安い感じの映画でした。
冤罪でつかまった主役が脱獄で逃げても
物事の根本的な解決にはならないのではないかと思います。
悪者は主役が裁判で証言するのを嫌がって
閉じ込めたわけですから、
そこらへんの内情を暴いて、主役が証言をする方向に
話が進んだら面白くなったのかもしれません。
全体としてはどちらかといえば、つまらない方向の映画でした。