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2011-12-09
チェーン・リアクション
CHAIN REACTION
1996年 アメリカ
四人の人物が要となって、エネルギー革命を起こすような技術が
開発されました。
そのうちの、一人が主役で、一人がヒロインで、
あとの二人は教授です。

でもそれが発表されるといろいろ困るので、
技術を独占しようとする団体があります。
その団体は、教授の一人を殺し、もう一人の教授を捕まえました。
でもその教授だけでは装置が作れなかったので、
主役とヒロインを捕まえようとします。

主役は殺された教授を発見したものの、
研究所が爆破されたことで証拠をなくし、
教授殺しの罪まで着せられます。

それでもヒロインと落ち合い、二人で逃げます。
ビルの屋上まででたところで追い詰められますが
その警官をなぞの団体が撃ち殺します。

その後、氷の上をホバークラフトで逃げるものの、
謎団体に追われます。
ヒロインは途中でなぞの団体に捕まります。

主役は、襲ってきた謎団体の一員を倒し、
入手した手がかりで謎団体のアジトを調べ、乗り込みます。

主役は脅されるヒロインたちを見て、
未完成の装置を完成させます。

その後、研究の一員であった、
謎の組織のボスの一人と話していると、別のボスも来ます。

そのボスは殺すことにご執心だったため、
主役は機械を暴走させ、情報を各機関に送りつけます。

機械の爆発前に逃げることになりますが、
主役たちは閉じ込められます。

それでも脱出を図ります。
途中で組織の人間と戦いになりますが、どうにか助かります。

主役たちを生かそうとしていた、組織のボスは
別のボスに殺されそうになりますが返り討ちにします。

主役たちは脱出し、警察の理解も得られて
主役とヒロインは恋仲になっているのでした。


……というようなお話です。

殺人の濡れ衣を着せられた上、殺されかけたので
その組織の正体を暴いて壊滅させようとする、
よくあるパターンのお話です。

特に何の訓練も受けていない主役が、ひたすら生き延びて
謎組織のアジトにも侵入できるのがお安いです。

警察も途中から主役たちは無実だろうと言い出し、
主役たちと関わっていた謎組織のボスは最初から最後まで
裏切ることなく主役たちを生かそうとしつづけます。

いったん事件が起こってしまったあとは、
悪い人はとことん悪く、良い人はずっと良いままで
しかもパターン化されたような行動をとるので
すごく安っぽいです。

取り立てて面白いところはありませんが、
特につまらないと言うほどでもありません。

全体としては、どちらかと言えば
おもしろく見られる方向の映画ではありました。