1155
2011-12-11
ノウイング
女の子が天啓を受けてメモを書きます。
それをタイムカプセルに入れます。

50年後、天文関係の学者である主役の息子は
そのメモを入手します。

主役はそのメモを見て、そのうちそれが
事件の予言であると気づきます。
止めようとしますが止められません。

飛行機の墜落や地下鉄の事故など、
メモに記されていたことが起こってしまいます。

主役はそのメモを書いた女の子の娘を頼り
どうにかしようとしますが、できません。
最終的に人類の滅亡が描かれていて、人類は滅亡します。

けれど、予言を受け取っていたこどもたちは
宇宙船のようなもので別の出発をしたのでした。


……というようなお話です。

最初はスリラーのようなものかと思いきや、
どうにもできないのだというオチに行きました。
どうしようもなく絶望的で恐ろしかったです。

そもそも天使だか宇宙人だかが、
大惨事のことを伝えてくるのがよくわかりません。

それを言ってどうしようとしたのでしょうか?
そしてそれを受信するこどもも、
怖いことを言ってくるというのですから、
本来は内容で言われているはずなのに、
事件の日にちと死者の数、緯度と経度だけを
ただの文字の羅列として書くのもどうかと思います。
そのオチが人類滅亡です。

電波を受信したこどもには、謎生命体がわざわざ迎えに来ます。
なら、緯度と経度をそれと知らせずに教える必要は
まったくありませんでした。

最初から最後まで意味がわかりませんでした。

二度と見たくない映画です。