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2012-09-18
ソルト
主役はアメリカのスパイ組織に属する女性です。

元ロシアのスパイ組織にいて、命令があるまで
潜伏しているように言われましたが
命令はどうでもよくすごしていました。

けれどロシアのスパイがやってきて、
周りの人間がいる中で、命令を実行しろと言います。
主役は疑われます。

主役は夫が無事ならどうでもよかったのですが、
人質にとられているようなので助けに行きます。
味方に疑われたままです。

主役は要人を殺すように言われますが、
夫の専門であるクモの毒を使い、瀕死にするだけで殺しません。
ただ、死んでいるようには見せられました。

そこで命令を果たしたように見せられたので
夫を取り返しにロシアのスパイアジトに行きますが
夫は殺されてしまいます。
そこで主役はスパイアジトの面々を殺します。

次の指令では、アメリカの大統領暗殺を言われます。
阻止するために行きます。
ロシアの潜入スパイは、アメリカスパイ組織の
重要人物でした。
それでも戦い、ミサイル発射は阻止します。
自分が捕まって護送される最中に飛びかかり、
どうにか殺します。

かつての同僚に、それなりに話します。
同僚は信じて、主役が復讐をしたいなら復讐して来いと、
護送ヘリから逃がすのでした。


……というようなお話です。

半分以上過ぎるまで、主役の逃走劇が続きますが、
主役がなぜ必死に逃げているのかがまったくわかりません。
本当に二重スパイだから逃げているのか、
それともそうでもなくて逃げているのかの判断がつかないため、
映画からおいていかれたような気分で見るしかなく、
まったく盛り上がりませんでした。

そのあとでようやく、夫をとりもどしたかったから
命令に従っている振りをしていたようだとわかりますが、
遅すぎる気がします。

わかった後は、敵のスパイのたくらみを阻止するために
血みどろで戦います。

この映画は、逃走シーンと闘争シーンを撮りたいための映画で
話はどうでもいいようでした。
わたしはそれに対して、別段興味はないので
すごく突き放されたように感じました。

どちらかといえばつまらない映画でした。