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2012-09-28
アサシン
POINT OT NO RETURN
1993年 アメリカ
主役は反抗的な少女です。

主役は悪い仲間と強盗に押し入り、警察を殺します。
死刑判決が出ます。
死刑は実行されずに、主役は抹殺されたことになり、
政府の暗殺組織に送り込まれます。

そこでまじめにやらないと殺されることになり、
主役は暗殺や、暗殺に必要な社会常識などを身につけ、
生きて社会に出ます。

家を借り、仲介の男と仲良くなります。
その間に殺しの命令が来て、殺人も行います。
暗殺組織の上司が家にやってきて旅行に行くよう言われ、
旅行先でも殺しの命令を受けます。

主役は恋仲になった仲介の男に隠し事をするのが苦痛になり
仕事をやめさせてくれるよう頼みますがことわられます。
その後の暗殺の仕事でへまをして、殺されそうになります。
殺し屋を返り討ちにして殺します。

主役に行為を持っていた主役の上司は、
主役を思って、主役を事故で死んだことにしました。
主役は自由になりました。


……というようなお話です。

主役が、家の賃貸の仲介をした男に対し、
なぜ行為を持つのかがまったく理解できませんでした。
たぶん、愛情と殺しとの間で板ばさみになる状態を
描きたかったのでその小道具にしたのだと思いますが、
意図だけ押し付けられた感じで不自然さが嫌でした。

話は、世間に反抗して人を殺した主役が、
そのことで人を殺す仕事につかされたものの、
それにも反抗して殺されかけ、
最終的には組織にも反抗して自分の足で立つというものです。

大体が押し付けられたことに逆らうか、
いやいややるかのシーンで、
何一つ爽快感はありませんでした。

どちらかと言えばおもしろく見られる方向ではあります。