主役は金持ちで地元の権力者でもある老人です。

主役はある日、少女のレイプ死体を発見します。
そのことから、連続レイプ事件の犯人だと疑われます。

警官たちは主役を犯人だと決めつけ、尋問します。
主役の性欲を嫌う妻も、そのうち主役を犯人と思います。

主役は妻へのあてこすりなどから、殺人の関与を認めますが
その直後真犯人が捕まります。
主役は無実でした。


……というお話です。

主役が犯人なのかどうなのかわからない上に
警察が主役を侮辱しつづけるので、
どこに心を置いて、どう見ればいいのかもわからず
見ているとすごくうんざりしました。

最後は犯人だと認めたところで実は犯人ではないとわかり、
観客をどんでん返しで驚かせようとしたのかもしれませんが、
それまでの話で主役に肩入れしているわけでもないので
別段なんの感想も持ちませんでした。

どちらかといえば、見ていられる映画ではありました。