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2012-09-30
サイレント・ワールド 2011地球氷結
ARCTIC BLAST
2011年 カナダ/オーストラリア
主役は気象学者かなにかの男性です。

ある日、オゾン層に穴があいて、人が死ぬほどの冷気が
地表に降りてきます。
何人もの人が死にました。

主役はその危険性に気づきましたが、
周りの人間は気づきません。お偉いも無視します。

主役と友人だけが気づいたので、主役は自分の家族を守り、
非難させようとします。
周りは主役を無視して、死んでいきます。

そのうち周りも状況がわかります。人はさらに死にます。
ようやくお偉いが動いて、オゾンホールの穴をふさごうとします。
主役を無視して失敗します。

主役に頼って、主役が解決案を出します。
主役に従ってミサイルでオゾンホールの穴に物質を打ち込んだら
穴がふさがって事態は収束しました。


……というようなお話です。

すごくよくある話です。
猛烈な冷気というのを、火山の爆発にしたり、
大台風にしたり、洪水にしたりすれば、
ほぼ同じ内容の映画があったと思います。

ただしそれらは一過性で、こちらの映画はオゾンの穴で
長期に渡って続くと思いきや、
最後は意外と簡単にふさいで解決します。

たぶん、ものが凍っていく特殊映像を
使ってみたかった映画なのだと思います。
寒そうには見えました。

話はありきたりで、特に見るところもなかったです。

どちらかといえば見られる映画でした。