主役は気象学者かなにかの男性です。
ある日、オゾン層に穴があいて、人が死ぬほどの冷気が
地表に降りてきます。
何人もの人が死にました。
主役はその危険性に気づきましたが、
周りの人間は気づきません。お偉いも無視します。
主役と友人だけが気づいたので、主役は自分の家族を守り、
非難させようとします。
周りは主役を無視して、死んでいきます。
そのうち周りも状況がわかります。人はさらに死にます。
ようやくお偉いが動いて、オゾンホールの穴をふさごうとします。
主役を無視して失敗します。
主役に頼って、主役が解決案を出します。
主役に従ってミサイルでオゾンホールの穴に物質を打ち込んだら
穴がふさがって事態は収束しました。
……というようなお話です。
すごくよくある話です。
猛烈な冷気というのを、火山の爆発にしたり、
大台風にしたり、洪水にしたりすれば、
ほぼ同じ内容の映画があったと思います。
ただしそれらは一過性で、こちらの映画はオゾンの穴で
長期に渡って続くと思いきや、
最後は意外と簡単にふさいで解決します。
たぶん、ものが凍っていく特殊映像を
使ってみたかった映画なのだと思います。
寒そうには見えました。
話はありきたりで、特に見るところもなかったです。
どちらかといえば見られる映画でした。