1283
2012-10-15
ミスト
THE MIST
2007年 アメリカ
主役は一人の父親です。

ある日、町に霧が発生します。
主役は息子と出先で霧に遭遇し、霧の中から出た人が
霧の中に何かいるというのでショッピングセンターに避難します。
それを信じず建物から出て霧の中に行った人は
ことごとく殺されます。

そのうち建物の中にも化け物が入ってきます。
主役たちは薬を取りに出かけます。
どうにか戻ってきます。
そこにいた人間の話を考えると、
軍が異世界の扉を開いたせいで化け物が出たようです。

ショッピングセンターに戻ると、宗教かぶれの女が
周りを洗脳していました。
主役たちはそれを殺して、車で逃げ出します。

主役の家は生存者がないようです。
そのうち車のガソリンが切れたので
みんなで死ぬことにします。主役の分の弾はありません。

主役が外に出て化け物に食われようとすると、
軍隊がやってきました。
化け物騒ぎは収束していたようです。
主役は無駄死にを嘆きます。


……というようなお話です。

霧の中から海賊が出てきて人を殺す話だと思って
見始めたのですが、それは別の映画だったようです。
この映画は、化け物が出てきて人が殺されるくらいのものです。

主役たちはそれまでにさんざん、
外に出て行く人を止めていたのに
終盤で外に出て行こうとするのがよくわかりません。

宗教かぶれの女が周りを洗脳しようとしていると
わかったところでどうにでも処分しておけば
事態の収束までもちこたえられたのにと思います。

主役の行動原理もよくわからず、楽しめませんでした。
人がだんだん狂っていった感じはあるので、
本当に怖いのは化け物でなく人間なのだ、という
オチなのかもしれません。

どちらかといえばつまらない映画でした。