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2012-10-15
昼下がりの決斗
RIDE THE HIGH COUNTRY
1962年 アメリカ
主役は元保安官で、凄腕のガンマンです。

ある日、主役は金の鉱山から、
金を銀行まで運んでくる仕事を引き受けます。
主役はかつての相棒と、その相棒のおまけを雇い、
3人で金を運ぶようにしました。

主役のかつての相棒は、金を奪って逃げるつもりです。
おまけの男はかつての相棒とグルで
一緒に金を奪うつもりです。

その道中で泊めてもらった家には若い女性がいて、
鉱山にいる男と結婚したいと思っていましたが、
女性の父親は反対していました。
女性は父親の目を盗み家から逃げ、
主役たちと一緒に鉱山に行くことにします。

到着し、女性と鉱山の男は結婚式をあげます。
けれど男も男の兄弟もくずで、女性を乱暴に扱ったため
主役は金と一緒に女性を連れて帰ることにします。

その途中で、かつての相棒が金を奪うつもりだともわかり、
銃を取り上げます。
おまけの男は主役の生きかたに改心し、
主役の手伝いをします。

途中、鉱山のくずが襲ってきて
女性を奪おうとしたので一人殺します。

その後、女性を元の家に送り返したら
そこには鉱山のくずの残りがいて、襲ってきます。

主役とおまけの男は負傷します。
さらに打ち合いになると、逃げようとしていた
かつての相棒が戻ってきて助太刀します。

決闘のすえ、鉱山のくずは全滅し、
主役が死にました。

主役はかつての相棒に金を運ぶ仕事を任せます。
かつての相棒はそれを引き受けます。


……というようなお話です。

タイトルが決闘とあるので、たぶん金を奪おうとする
かつての相棒と主役が最後に戦うのだろうと
思いながら見ていましたが、違いました。
相手は女性が結婚してしまった、鉱山のくず男の兄弟たちです。

鉱山のくずは女性をとりかえすか、
逆恨みを晴らすために追いかけてきたようです。

金を襲う強盗と戦うでもなく、そんな途中で拾った
やっかいごとで死ぬというのが
どうにもしまらない感じでした。

けれど、主役が死にかけ、仕事をかつての相棒に託すところは
なかなかよかったです。

全体としてはどちらかといえば
おもしろく見られる方向の映画でした。