主役は刑事です。
主役の通う教会にマフィアが来たと思ったら、
教会を爆破して誰かを殺そうとするものまで出る始末。
実はCIAがマフィアと結託して戦争を起こしたり
麻薬を流して金を稼いだりしていたのですが、
それを知ったまともな政治家がそのことを世界に発表するまえに
暗殺してしまおうとしています。
そのことを信者の懺悔で知ってしまった神父が
殺されそうになっていたのでした。
悪者たちは主役を殺そうとし、
まず神父も殺そうとしてきたので、
神父を守りながら悪者をほぼ全滅させ、
神父も政治家も自分の家族も守りました。
……というお話です。
主役は強いはみだしものの刑事で、邪魔をするものと悪者は
容赦なく叩き潰すのがよかったです。
こういう話だとマフィアに狙われる家族がひどい目に
合わされるのがお約束ですが、それはなかったのもよかったです。
暗殺の計画が漏れていないかを確かめるために
神父を拉致監禁して自白させようとしつつ、
そのせいで計画まで漏れてしまうという
お粗末さには疑問が残りますが、
苦痛でもなく見ていられました。
全体としてはおもしろく見られる映画でした。