1316
2012-12-11
イナフ
ENOUGH
2002年 アメリカ
主役は女性です。

ある日、主役は勤める食堂で男から声をかけられます。
デートに誘いますが、それを別の男が邪魔して助けます。
この、邪魔した男が悪者です。
声をかけた男とグルで、自分に気を向けさせようと
していたのでした。

主役は助けてもらったと思い、悪者に親しみを覚えて、
そののち結婚してこどもができます。

悪者は、主役にうわきがばれると態度を豹変。
主役に暴力を振るうようになります。
主役はされるがままです。

ある日我慢ができなくなったので親に頼んで逃げます。
逃げた先に悪者の手のものがくるので落ち着いていられません。

悪者は警官の一人とグルでした。
主役は何度か殺されそうになります。

そのうち、弁護士事務所へどうにかしてもらいにいくと、
打つ手なしといわれます。
親権裁判の時には尾行され、娘を奪われるだろうと言われたので
反撃を決意します。

すこしの間鍛えて、悪者を襲いに行きます。

悪者の家に侵入し、武器などを片付けて、
帰ってきた悪者と戦います。
いったん殺しかけましたがためらっていると
悪者が殺しにきたので殺しました。
準備はしていたので正当防衛になりました。


……というようなお話です。

映画の四分の三くらい、主役が悪者から嫌がらせを
受け続けるシーンなのでうんざりします。
残りで鍛えて反撃しますが、お約束どおり
殺す手前でいったんためらいます。
するとお約束どおり悪者が襲ってくるので、
反撃して殺します。
そこは憎しみで一気にやって欲しかったので、
ためらうことにいらいらしました。

追いつめられるシーンが多く、反撃にもためらい、
どうにもすかっとしない映画でした。
何が見所なのかまったくわかりませんでした。

途中で止めたくなりましたが、最後まで見終われました。
どちらかといえばつまらない映画でした。