主役は妻と子どもを殺された刑事です。
主役は迷宮入り事件を調査する課で、
自分の妻と子どもが殺された事件を調査しています。
ほかの刑事たちからは疎まれています。
調べを進めていたら一人の女に出会います。
その女は薬をやっています。
翼の形の刺青も入れています。
そのうちその女が殺されます。
女の姉は警官で、主役とすこし知り合います。
一緒に調べて刺青などから薬のことを知り始めます。
薬の会社に行って力ずくで話を聞こうとすると、
すこしばらした男が殺されます。
警察とその会社はグルだそうです。
主役の上司と同僚が悪者でした。
主役は捕まって殺されかけますが逃げます。
冬の川に飛び込んで死に掛けたので薬をやります。
兵士の恐れをなくして凶暴にする薬だそうです。
幻覚も見えます。
主役は悪者の同僚たちを殺しに行きます。
途中幻覚で失敗しかけますが、
女の刑事が来て助けてくれます。
殺して復讐します。
……というお話です。
序盤であやしく死ぬ人のまわりに黒い翼の何かがでてくるので
オカルト的な話になるのかと思ったら、
ただの薬の幻覚を表現しただけでした。
結局はよくある軍用麻薬とその副作用による発狂殺人でしたが、
終盤になるまで、オカルトの方向性もにおわせていたので
どういう気分で見ていればいいのかわからず、
落ち着いた気分では見られませんでした。
もしかしたら、特殊効果で黒い怪物が飛んだり
周りの世界がおかしくなったりする、
それだけを見せたかった映画なのかもしれないと思いました。
取り立ててつまらなくもなく、おもしろいところもない、
どうとも言えない映画でした。