1329
2012-12-17
ローグ アサシン
WAR
2007年 アメリカ
主役はFBIの刑事です。

主役はヤクザとつるんでいました。
主役の相棒がヤクザの殺し屋を、捜査で見つけて撃ったので
ヤクザは相棒に復讐することにしました。

ヤクザの殺し屋は相棒の家族を殺しますが、
主役の相棒に返り討ちにされます。
主役の相棒は顔と声を変えて殺し屋になりすまし、
ヤクザ虐殺と自分を裏切った相手を探し始めます。

いろいろ殺した末に、ヤクザの親玉を殺します。
殺す前に、親玉にFBIの内通者を吐かせると、
それは主役でした。

主役の相棒は主役と会います。
そこで主役は今までの真相を知ります。

主役の相棒が殺されそうになったので
主役はかばって死にます。
主役の相棒は生き延びました。


……というようなお話です。

基本的には全編胸の悪い殺人シーンでいっぱいです。
話はないといえばほぼありません。

主役の相棒が殺されたと見せかけて、
殺し屋を殺してなりすまし、
顔と声を変えたというのはあまりにも安すぎるオチでした。
顔を変えるのはまだいいとしても、
声をどう変えたのかは説明がありません。
周りに違和感がなかったところを見ると、
元の殺し屋そっくりだったようです。
さすがにそれはないと思います。

また、最初は簡単に殺されかけたのに、
怪我を治しながらも修行をして、
一流以上の殺し屋になれたというのは
あまりにも簡単すぎます。
それもないと思います。

最後のオチの、主役がヤクザと手を組んでいた張本人というのも、
それはないだろうと思います。

意表をつくためだけに強引どんでん返しをしこませた、
血みどろ惨殺映画です。
話がないので気楽に見られますが、
見ていて気分はよくありません。

どちらかといえばつまらない方向の映画でした。