主役は若手弁護士です。
友人の女性に連れられて美術館に行ったら、
声が不自由な女性と出会いました。これがヒロインです。
その後ヒロインから離婚についての依頼を受けて
家に行ったら肉体関係を持ちます。
そこにヒロインの夫が来て逆上したので主役が殺します。
裁判でもめますが、主役は別人を犯人に仕立てます。
けれどその後、友人の調査でヒロインが、主役を使って
自分の夫を殺したのだとわかります。
ヒロインの元に行ったら、ヒロインは主役の友人の女性と
いろいろやっている最中でした。
主役は二人を売って、自分を無実にするように工作したようです。
……というようなお話です。
悪い女にそそのかされた挙句、殺人をしてしまった主役が
最終的にはその罪を受けずに悪い女に罪を受けさせる話です。
大体において主役は追い詰められますが、息苦しいほどでもなく、
悪い女性もそれほど嫌でもなかったので
意外とすんなり見られました。
どんでん返しのために、ヒロインと主役の友人が
レズ関係にあったと出してきたのはわかりますが、
主役の友人の女性は途中で主役と絡んできたときに
何も知らないような言い方をしていたのが気になりました。
複線として使うなら、知っていても知らないふりを
しているような描写が必要だと思います。
全体としては、どちらかといえば面白く見られる方向、
という程度の映画でした。