主役は青年です。
クイズ番組で全問正解したところ、いかさまを疑われて
つかまって拷問を受けます。
そこで、なぜ答えられたのか、答えにまつわる
自分の悲惨なエピソードをひとつひとつ述べていきます。
……というところでやめました。
基本線は、老人がバーでグラスを傾けながら
昔話をするような感じです。
その主役を青年にし、エピソードを悲惨にしていけば
この映画が出来上がる気がします。
語られる話はいちいちみじめできたならしく、
見ていて陰鬱な気分になります。
悲惨な暮らしの紹介映画のようにも思えました。
別にそんな紹介見たくないので、
わたしにはとても苦痛でした。
微妙な映画でした。