主役は刑事です。

ある日女性の護衛を命令されました。
対象の女性がヒロインです。

相棒と一緒に護衛していましたが、相棒は殺されました。
敵は見えません。

ヒロインは情報を出しません。
それでも主役は一緒にいて、どうにか情報を聞き出します。
敵は物理的に姿が見えない軍人で、
見えなくなる薬を実験で打ったせいで凶暴になっているそうです。
また、敵はそのままでは死んでいくので、
生き延びる薬を求めています。
それを作れるヒロインを連れ去ろうとしているのでした。

主役は服を変えたりかつてのコネをたどったりしながら
逃げつつ敵をどうにかしようと考えます。

けれどヒロインが携帯電話を使ったことから、
揉み消しをはかる敵組織の親玉に居場所がばれ、
敵組織の親玉を殺した敵にも居場所が知られます。
襲われます。
けれど協力者に助けられて主役たちは逃げます。

ヒロインの妹が敵に捕まります。
ヒロインは敵の命令に従って待ち合わせ場所に行き、
敵に捕まります。

主役は敵組織につかまりそうになります。
主役も透明薬を飲みます。

敵はヒロインを連れて研究室に行き、薬を作らせようとします。
ヒロインは毒を薬だといい、敵に打たせようとします。
敵は疑って、自分とヒロインに打たせます。

ヒロインは逃げ出しますが終われます。
主役が合流して助けます。
敵に止めを刺します。
ヒロインは生き延びました。


……というようなお話です。

姿が見えない相手が動いているように見せる、
特殊映像を見せたいだけのような映画に思えました。

話としては、開始三分の二くらいは敵がヒロインを襲いに
やってくるのでヒロインをつれて逃げますが、
途中で奪われるので残りの三分の一で奪い返そうとし、
戦って敵を殺す程度の内容です。

話に取り立てて見所はありませんでしたが、
特につまらなくもなく最後まで見られました。
姿ない敵に襲われるという気味悪さや怖さが
ほとんどないのが残念でした。

全体としては、どちらかといえば
おもしろく見られる感じの映画でした。