1377
2013-03-01
ブラックダイヤモンド
CRADLE 2 THE GRAVE
2003年 アメリカ
主役は泥棒です。

ある日仕事を依頼され、仲間と銀行の貸し金庫破りをします。
中にある黒いダイヤを盗みます。

途中で雇い主が裏切り、警官が来たので逃げます。
地下鉄の屋根に乗っているところで、
盗んだ黒いダイヤを落としてしまいます。

拾って鑑定させたら奪われます。

悪者からよこせと脅されます。
主役の娘はさらわれます。
盗みの邪魔をした男は捜査官でした。これが準主役です。
準主役は黒いダイヤモンドは自分が持っているといいます。
混乱させている間に、娘を助けようと、手を組みます。

ダイヤを追って、主役たちは悪者のところに乗り込んでいきます。
けれど相手にされません。
別の悪者のアジトに侵入したりして探します。

ダイヤを奪われた男と一緒に、地下格闘場に行き、
奪っていった男がしていた指輪を手がかりに、
犯人の一人を見つけます。

誘拐された娘がどうにか電話をかけてきて、
居場所がわかります。

黒いダイヤは新しい核兵器の元で、それを悪者たちが
競売にかけるようです。

主役たちは競売場に乗り込みます。
娘は逃げ出します。
悪者を倒し、娘を助けます。
主役はいろいろの悪事を見逃してもらえそうです。


……というようなお話です。

悪者のボスの手下が殺そうと襲ってきて返り討ちに
したところでは、倒したあとにボスも殺して欲しかったです。

話はなにを見せたいのかよくわからない作りでした。
俳優からするとアクションを見せたいのかとも思いますが、
冒頭で盗みの邪魔をするところと、
中盤で地下格闘場で絡まれるところ、
終盤で裏切り者の知り合いとむきあうところくらいしか
戦いのアクションシーンはありません。

はじめは銀行破りの映画かとも思いましたが、
意外と長い時間をかけるわりには
銀行強盗すらあまり意味がありません。
主役と準主役が手を組むのも、三分の一すぎあたりです。

映像としてはそれなりに動きもあって、
飽きずに見続けられはしましたが、
全体としてはどちらかといえばおもしろく見られる感じ
というぐらいでした。