主役ははみだしものの刑事です。
今は地方に飛ばされています。
ある日主役が通りがかったアパートで、
毒入り牛乳が見つかり、主役が容疑者になりますが解放されます。
その後、気になったので調べます。
アパートに住む二人姉妹を狙った犯行に思います。
調べていると怪しい男も見つかります。
張り込み最中に爆弾かと思ったら違って、
謹慎させられます。
主役に賛同した刑事が張り込みをしてくれます。
怪しい男が来たので追ったところ深手を負わされ、
やってきた車に殺されます。
主役が調べていくと、地域の金持ちが怪しく思います。
けれどそれは違い、二人姉妹の姉のほうが
地域の金持ちと恋仲でした。
地域の金持ちは二人姉妹の姉に、遺産の半分を渡すよう
遺言を書いていたので、それを知った地域の金持ちの息子が
二人姉妹の姉を殺して、自分ひとりで相続を
しようとしていたのでした。
主役は地域の金持ちが二人姉妹の姉を殺すところに間に合い、
悪者を倒して二人姉妹の姉を助けました。
……というようなお話です。
主役がなんでもないような事柄に事件のにおいを感じ、
調べていくのはよかったです。
けれど、基本的に登場人物は胸が悪くなるような性格ばかりで
見ていて疲れました。
そして演出も、変にギャグとシリアスが混ざっていて、
砂糖と塩を混ぜたコーヒーを飲まされるような
気持ち悪さがつきまといました。
殺し屋の行動も浅はかで、どうしてそういう行為に及ぶのかと
見ながら疑問に思ってしまい、映画に入れませんでした。
おもしろいともつまらないとも言いがたい、
なんとも言えない映画でした。