主役は保安官の男性です。
主役はかつて事件に巻き込まれた際、左耳の聴力を失いました。
主役のいる町は、警官が多く住んでいます。
ある日、そこで主役の知り合いの警官が
麻薬中毒者に絡まれたので相手を射殺しました。
けれどその行為は警官側に罪になることだったので、
悪徳警官らは、犯人警官が自殺したことにして匿いました。
気づかないふりをする主役でしたが、
その後も警官らによる保険金目当ての放火などを見て、
不正を暴こうとしはじめます。
犯人警官を見つけて警察の内部犯罪を調べる場所に
連れて行こうとします。
けれど犯人警官は悪徳警官らに連れ去られます。
主役は犯人警官を手に入れるために動きます。
悪徳警官らのアジトに向かい、殺されかけながらも
返り討ちにします。
最後は犯人警官を救い出し、目的地に連れて行きました。
……というようなお話です。
てっきり、仲間の警官の犯罪を内部告発した主役が、
まわりからいびられながらも真実をつかみ、
最終的には主役の父親を殺したのが、
主役の親友だった男だという話になると思いながら
見ていたのですが、それはまったく違う映画だったようです。
こちらは、汚職警官だらけの町で、仲間たちが
汚職をしていることを知った保安官が、
いろいろ思い悩んだ末に立ち上がり、
不正を正そうとするお話でした。
周りはだいたいがいやな人間で、見ていて嫌な気分になります。
主役も取り立てて活躍するでもなく、たんたんと話が進むので
見所も今ひとつわかりません。
とても地味な感じの映画でした。
全体としてはどちらかといえばおもしろく見られる方向でした。