主役たちはある日、船に乗っていたら変な場所に流れ着きました。
そこには恐竜もいて、別の時代から来た人間もいました。
どうやらそこは時空が狂った場所のようです。
仲間の恋人が前からいた軍人たちに捕まったので助け出したり、
恐竜に追われたり仲間の2人が勝手に逃げたりとありましたが、
最終的には残った人間で脱出することにしました。
軍人の潜水艦を使います。
島には石油が湧いていたので、集めて精製して
潜水艦の燃料にすることにします。
石油の場所は恐竜が守っているので
どうにかしてどかしつつ燃料を集め、出航します。
主役は乗り遅れました。
恋人も主役と一緒にいるために降りていました。
……というお話です。
恐竜の島に時空を超えてたどり着いた主役たちが、
恐竜に襲われながらもどうにか脱出しようとする内容です。
時空を超えて恐竜のいる島にたどり着いた割には、
そこにいるのは過去100年間くらいの人間だけ。
主役たちが一番あたらしい時代から来ていました。
未来人がいてもいい気がしますが、
その島はどういう理屈で時空がねじれているのか
よくわかりませんでした。
映像も、恐竜などはとてもわざとらしい作りで、
話も、『こんな風に襲われて死にそうだなあ』と
感じるところではだいたいそういう風に死んでいきます。
大変お約束な作りです。
出てきた恐竜はおそらく、空を飛ぶのが一匹と、
地面を歩くのが一匹。恐竜の島なのか、
それとも恐竜も数がすくないのかという、
設定すらよくわかりません。
やることは大体が、地面を歩く恐竜との追いかけっこで、
それにより数人殺されます。
最後もそれのせいで主役が時間までに潜水艦に乗れなかったので
おいてけぼりにされます。
何がやりたかったのかよくわからない話でした。
おもしろくはないですが、積極的につまらないと
言うほどでもなく、どちらとも言えない映画でした。