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2013-10-10
続 夕日のガンマン 地獄の決斗
THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY
1966年 イタリア
主役は腕利きのガンマンで、時代は西部あたりです。
主役は、悪者と組んで、悪者が縛り首になるところで
首の縄を銃で狙撃して切り、助け出して逃げるという
仕事を請け負っていました。

ずっと一人の相棒とやってきましたが、
相棒が金を出し渋り、腕にも文句を言ってきたので捨てました。

相棒は逆恨みをし、主役を襲って砂漠をつれまわし、
殺そうとします。
主役が死にかけたとき、馬車がやってきます。
相棒が見てみると、中には死にかけの人がいました。

死にかけの人は墓に大金を埋めたと言います。
水をくれたら続きを言うと言います。
相棒が水を汲みに行きますが、戻ってきたら死んでいます。
主役はその墓の名前を聞きました。
情報と引き換えに、主役は命を助けろと要求します。

主役と相棒は大金を手に入れようと、
墓のほうに向かいます。

途中、軍隊につかまって一緒にいくことになります。
相棒は隠し財宝のことで拷問を受け、大体の場所を吐きます。
主役は拷問を受けません。
軍隊の悪者とも一緒に行くことになりました。

相棒は一人列車で連れ去られていましたが脱出しました。

しばらく行ったら、主役のいる軍隊と別の軍隊とが
小競り合いを起こします。

相棒は主役のもとにやってきます。
軍隊が邪魔なので、重要な橋を爆破して
小競り合いをやめさせます。

主役たちは墓にやってきます。
軍隊の悪者もやってきます。
相棒は財宝を独り占めしようとしています。

三人で打ち合いをすることになりました。

主役が軍隊の悪者を殺します。
相棒の銃からは主役が弾を抜いていたので
場を主役が制します。

主役は相棒に墓を掘り返させます。
大金が出てきます。

主役は、相棒が主役を殺そうとやってきたように
相棒の首に縄をかけさせます。
そのまま自分の取り分だけを持ち、去ります。

相棒が死に掛けたとき、戻ってきて縄を撃って切ります。
主役は金を独り占めもせず、腕の確かさを見せつけ、
しっぺ返しも果たし、去っていくのでした。


……というようなお話です。

基本的には、ひょんなことから隠し財宝のありかを聞いた
主役たちが、自分たちでどたばたしたり、
敵に巻き込まれてどたばたりたりしながら
隠し財宝を手に入れようとするだけの内容です。

大体は裏切った相棒がうっとうしく絡んでくるだけです。
主役は殺さないことを信条としているわけでもないのに
なぜだらだら絡まれ続けるのか、いらだちながら見ました。

オチが来て、そのオチのためには生かす必要があったのだと
わかりましたが、途中の苛立ちとつりあうかといえば、
苛立ちのほうが大きすぎて、
見ている間はなにも楽しくありませんでした。

おもしろいかつまらないかで考えた場合のみ、
どちらかと言えばおもしろく見られる方向と言える映画でした。