舞台は現代ヨーロッパで、
主役は野良の気象学者かなにかです。
ある日、主役は仲間から連絡を受けて、
異常な冷気が空から落ちてきているのを知ります。
周りに話しますが、たいていばかにされて終わります。
それでも主役は自分の娘を連れに行きます。
娘は内緒で男友達と海水浴に行っていました。
そこに冷気がやってきて、男友達と女友達が死にます。
主役は娘を連れて逃げます。
主役の妻は主役と離婚調停中でしたが、
主役は妻を守ろうとします。
妻は田舎の、妻の両親の家であったかくして
おとなしくしているようにいいます。
主役は研究所のようなところに行きます。
仲間と、空のオゾン層の穴をふさぐ方法について考えます。
一方、能無しのお偉いさんは独断で作戦を進め、失敗しました。
主役を頼ってきます。
主役は仲間が糖尿病の発作を起こしたので薬を取りにいきます。
その間、どうすればいいかの方法を計算していた
コンピューターが、結果を出した後で停電になり、落ちます。
主役は戻ってきて建物の非常電源を入れに行きます。
電源が回復したので、コンピューターの計算結果を
お偉いさんのところへ送ります。
お偉いはそれを元に作戦を出し、成功して冷気はとまりました。
主役は失いつつあった家族の絆を取り戻しました。
……というようなお話です。
世界が氷に覆われる、ということで、
寒い中を娘を救いにいって、最後は携帯電話だか
銃だかで娘に気づかせて合流する話かと思いましたが、
違いました。
こちらの内容は、町が氷の霧に覆われそうになったので
まずは娘を助けに行き、直す方法をコンピューターに計算させ、
その間に薬を取りに行き、電源を直し、
計算結果を送って原因を絶つという内容です。
いろいろな人がとりあえず主役をばかにしてくるので
見ていていらっとした上、
オゾン層の亀裂なんてものが意外と簡単に直るのが
どうなんだろうと思いましたが、
特に難しい内容もなかったので気楽に見続けられました。
流して見る分には、おもしろく見られる感じの映画でした。