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2014-03-12
クーリエ 過去を運ぶ男
THE COURIER
2011年 アメリカ
舞台は現代ヨーロッパあたりで、
主役は記憶のない運び屋の男です。

ある日主役は、誰とも知らない相手に
荷物を渡すよう依頼されます。
自分で調べて相手に渡せということだそうです。

調べていくと、主役が接触した人間が次々殺されていきます。
そのうち主役は警察に捕まりますが、
謎の力からの働きかけによって解放されます。

最後にたどり着いたところによると、
主役は悪者組織のボスの片腕で、妻を殺されたかなにかで逆上し、
組織の人間を虐殺したあと行方をくらましていたようです。
途中で車に乗せた相手から聞いた話が主役のことでした。

悪者組織のボスは主役にまた一緒にやろうといいますが、
主役は断りました。


……というようなお話です。

誰とも知らない相手を調べて、短い期限内に荷物を届けろ
というのが無茶すぎて最初から微妙でした。
これなら警察が、指名手配犯に荷物を届けてくれと
主役に頼めばいくらでも見つけられそうです。

ヒロインらしき女性は出てきますが、道具のようにちょっと
飛行機や車の運転を頼んで使い捨てです。
すごい意味のなさでした。

この映画では出てくる人物がだいたいそんな感じで、
設定や能力、役割がみんな微妙な感じでした。
見ていて盛り上がりにも欠けました。

全体としては、おもしろく見られる感じ、どまりでした。