舞台は現代アメリカの田舎町あたり。
主役は新聞記者の女性です。

昔、主役は友人たちと川遊びに行きました。
そこで友人の弟がついてきたのでからかって遊んでいたら、
友人の弟は死にました。
主役たちはそれを事故死に見せるために工作をし、
それが成功しました。
その後、主役は町を離れて都会に行きました。

その十年後くらいに主役は町に取材で戻ります。
すると怪しい事件が起こり始めます。
人を殺すと、殺した人間を襲って殺すという、
伝説の存在モスマンが主役たちを殺し始めます。

主役はかつてモスマンに襲われながら生き残ったという
男の話を聞きます。
最初は信じなかったものの、モスマンを直接見たので
信じるようになります。

男の話を聞き、主役は友人たちと、モスマン封じの儀式を
行いますが失敗します。
男のところに戻ると、つかまります。
儀式はでたらめでした。

男はかつて友人たちと自分の弟を事故で殺してしまいましたが、
せめられたのは男だけだったので、周りを恨んでいました。

主役たちは閉じ込められ、現れたモスマンに殺されかけますが
どうにかそこから脱出します。

男はモスマン祭りの会場に向かい、
モスマンもそこへ向かうようです。
主役たちもそこへ向かいます。

男はモスマンに殺され、主役はモスマンを殺します。
けれど、モスマンは死にきってはいないようです。


……というようなお話です。

途中まではスリラーっぽい雰囲気で見ていられましたが、
男に捕まったあたりから話がよくわからなくなりました。

男がうその儀式を行い、主役たちをだまして部屋に閉じ込めて
モスマンに殺させようとしたのまではわかりますが、
その後、男が祭り会場に向かう意味がわかりません。
モスマンがその祭り会場に行くという確信の理由も、
主役たちがそれを追いかけていく意味もわかりません。

なぜ主役たちは会場へ向かったのでしょうか？
なぜ最初に主役が町から出るときは
モスマンに襲われなかったのでしょうか？
なぜ主役はモスマンを倒せると思い、戦ったのでしょうか？

そこまではおもしろい感じで見られていましたが、
そこからよくわからなくなったので、
全体としてはおもしろいともおもしろくないとも言えない、
なんとも言えない映画となりました。