1572
2015-01-13
パニック・ワールド
THE 12 DISASTERS OF CHRISTMAS
2012年 カナダ
舞台は現代ヨーロッパあたり。
主役は二人の子どもを持つ父親です。

ある日、主役の娘は主役の母から指輪をもらいます。
それをはめると体のあざが大きくなり、何かの記憶が
頭の中に流れ込んできました。

世界ではいろいろな異変が起こっていました。
終末の予兆のようです。
主役の娘はそれを止める力のある、運命に選ばれた子のようです。

主役の娘は家を抜け出して友人とドライブに行きましたが
途中で終末の予兆で友人を殺され、引き返して合流します。

そのうち、主役は知り合いに世界の終わりを回避するためには
指輪を5個集めなければいけないと言われ、
最初をいぶかしがりますが、集め始めます。

途中で異変が起こって、街の人たちが集まっている場所に
とりあえず逃げ込みます。
終末は主役の娘が回避させられると説明すると、
街の人たちは主役の娘をいけにえにしようとします。
主役たちは逃げます。
伝説に詳しい知人は殺されます。

主役たちは指輪を集めに行きます。
先回りされていて、主役は殺されかけます。
けれど生きています。

街の悪者を殺してまた指輪を集めに行きます。
だんだん主役の娘の力も覚醒してきて、
指輪を集めきります。

力が発動し、終末は回避されました。


……というようなお話です。

主役の娘がなぜだか謎の力を持ち、指輪を集めろと言われたので
指輪を集める話で、その中に街の人が邪魔して殺しに来る
不愉快成分を混ぜただけの話です。

内容がない上に、1970年代の映画のような安さがあり、
悪魔など関係なしに人間が襲ってきていやな目にあうという
不愉快成分もあります。
正直、いまさら何をやりたかったかまったくわかりませんでした。

全体としてはどちらかと言えばつまらない方向の映画でした。